フレーム

魚との距離

            n sin α   = n sin β

 n:物質Nの屈折率   m:物質Mの屈折率

α:入射角         β:屈折角

ちなみに空気の屈折率は1      
水の屈折率は1.33

さてここで公式に空気と水の屈折率で計算すると

sin80度=1.33sin48.5度
sin90度=1.33sin48.6度

この計算式から 

入射角48.6度より大きい角度で入射する光はすべて反射される。この入射角を「屈折臨界角」=「ブルースターの角(法則)」といいます。
結果,魚からみてそれ以上の位置に居れば釣り人は見えない!!!

「魚はどれくらい近づくと人間の気配を感じるか?」
「どれくらいまでポイントに近づいてもよいのか?」

これは釣り師,特にエサ師より短い竿を使用せざる得ない,テンカラ師にとっては特に重要なテーマです。

この手のテーマの時にフライ雑誌等で出てくるキーワードに「フィッシング・ウィンドウ」という言葉があります。

これは魚が水中から水面を見るとある角度から観れなくなる(正確に言うと観にくくなる)という現象です。 これは空気と水の屈折率が違いから発生するもので,「スネルの法則」(昔理科の授業で習った!)で証明されます

魚が水深1mの場所に居る場合,釣り人は赤いラインより下に居れば魚に気付かれにくいと思われます。私のテンカラのラインシステムだと,約8.5mくらいまで探れますから,頭のてっぺんが水面(地面)から1.23mくらいなるように屈めばOKと相成ります。

私に場合,あまり屈むの好きじゃないので実践してないかも????

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